海峡演劇祭参加作品「12月8日を劇にする」
海峡演劇祭参加作品「12月8日を劇にする」
構成・演出:五味伸之 出演:谷岡紗智(ぐにゃり)、石田聖也(演劇ユニットそめごころ)、重松輝紀(バカダミアン)、幸田真洋(劇団HallBrothers) 12月10日(土)14:00〜18:00(30分前受付) 1000円(お茶付き) 関門海峡ミュージアム (北九州市門司区西海岸1-3-3-) 1941年12月8日、日本が太平洋戦争を開戦した日です。 2016年12月8日の新聞を参加者の皆さんと読んで、共に劇を作ります。まわしよみ新聞の方法を使った参加型演劇。 *12月8日の新聞を使い、12月10日に劇を行います。
おばあちゃんとこたつで話した年越し。おばあちゃんは子供の頃に見た景色を話してくれました。 「大きな池に、きれいな鯉が泳いでいてね、とってもきれいだったよ。」 「毎朝、青年団の人がおぶって学校まで送ってくれたんだよ。おばあちゃんは、村長の娘だったんだ。」 知らないことが、たくさんありました。 そして、「遠くの山の上が真っ赤に染まっていてね。」「戦争?」 「真っ赤に燃えていて、これは、大変な事になったんだ。そう思ったんだよ。」と僕に話してくれました。 知らない間に、どこかで何かが始まってしまっていました。 誰がはじめたのか。誰かがはじめたことなのか。 私たちは、私たちの歴史を作る事が出来ます。これまでのことを見て、これからを考えます。